当院での歯周病の治療は、日本歯周病学会の指針に則りおこなっています。
どのステップまで治療するかは重症度により異なりますが、基本的に下記のステップで進めていきます。個人差が大きいため、診査・診断後に各々の現状/治療方針についてご説明致します。
STEP 4 歯周外科処置
外科処置と言っても種類は多数存在します。
骨のなくなり方により使用する材料、外科手技の方法などは変わってくるため、
初期治療が終わり再検査の後に決めていきます。
STEP 3 歯周初期治療
歯ぐきの上に付着している歯石の除去
歯ぐきの中に付着している歯石の除去
抜歯
矯正治療
噛み合わせの治療 等
STEP 1.2 診査 / 診断
レントゲン
歯周ポケットの測定
PCR(Plaque Contorol Record)
噛み合わせの検査
*場合により唾液中の菌の種類、数などを調べる検査や模型診査などもいたします。
歯周病の第一の原因は、プラーク(歯垢)です。
しかし歯をあまり磨かなくても歯周病にならない方もいれば、一生懸命みがいても少しづつ悪くなられる方もいます。
すなわち個々の患者さんの先天的な要素が多くをしめているわけで、これは糖尿病や高血圧症などのいわゆる生活習慣病の成り立ちと似ています。それゆえ患者さん、歯科医師両者にとってそれぞれの患者さんのタイプを判定することが重要になります。
その他の歯周病の原因として、喫煙、糖尿病などの全身疾患、ストレス、歯ぎしり、かみしめなどの習癖があげられます。

いつのまにか歯を支えている組織をむしばむ歯周病は、かなり病状が進行しないと自覚症状があらわれないことから、治療が手遅れになりがちです。
それゆえ現在成人の方の歯を失う原因の第一となっています。また、統計学上では35歳以上で80%の人が歯周病といわれています。
歯周病
歯の病気の代表的なものとして、むし歯と歯周病があります。歯そのものを傷める虫歯とはちがい、 歯周病は歯を支える周りの組織(歯周組織)におこる病気です。
歯周病とは
歯周病の原因について
歯周病の治療について
